2012年11月30日

海を眺める高台

句碑


"眠らなん 西方浄土 春の潮" と書かかれています。
(ねむらなん さいほうじょうど はるのしお)

西方(にしかた)の海が見える小高い丘に、母の遺骨を納めました。


この句碑は、父が両親のお墓の隣りに建てた自分と母のお墓の横にあります。

ずっと俳句に親しんできた父は自分が亡くなった後、母に自分の句碑を建ててもらうつもりで、そのための句を春夏秋冬の4種類作っていました。

母が亡くなったのは12月で冬でしたから、"冬の涛" (ふゆのとう) なのですが、父の季節は勿論分かりませんし、冬の涛は寒そうですから "春" にしたら〜と jugon が言いました。



海


右側の迫り出した岩の向こう側に墓所に続く丘があります。




今日のオマケ♪ もまた強羅から。

強羅-1



ねこ


バナー2
今日もいらしてくださってありがとう♪
↑ クリック、よろしくお願いします。

jugon1911 at 14:56│Comments(4)鹿児島 | 季節のフォト

この記事へのコメント

1. Posted by abi   2012年12月01日 07:58
おはようございます、jugonさん(=^・^=)
美しい西方の海の見える場所、
なんて素敵なところでしょう!
お父さまの想いの込められた句碑も
なんだかドラマチックです。
お父さまは本当に西方の海がお好きなのですね。
実は私も山が好きなので、名前には山に関する字を入れて、なんて行ってます^^
ご先祖様には、岳とか峰とか入っているの…
夏と秋の海はどう続くのかな〜と想像していました^^
西方は遠く思われますけれど、このような落ち着く美しい場所に
安らかに眠られているとお母さまもお喜びですね。
jugonさん、お疲れさまでした(=^v^=)
2. Posted by jugon   2012年12月01日 11:54
>abiさんへ

abiさん、こんにちは

余りに私的な記事なので、どうかな〜?と思いながらUPしましたので、abiさんにコメントをいただいてとても嬉しいです。
私も去年この海を見て以来大好きになりました。
名前のこと、今まで余り考えていませんでした。自分の好きな字を決めておくのもいいかも・・・(^^)
abiさんのご家族はみなさん山がお好きなんですね。
夏も秋も潮でした・・・な〜んだ、って言っちゃいました(笑)
この前、鎌倉の海を見に行ったでしょう?
あの時、ああこの海もあそこに続いているんだな〜とちょっと感傷的になっちゃった。
心の中ではいつも母は傍に居てくれるので、あそこやここにいなきゃいけなくて今の方が忙しいんじゃないかしら、なんて変なことを思ったりします(^^)

abiさん、本当にどうもありがとう♪
3. Posted by sippo   2012年12月01日 23:13
お母様は、高台の眺望のよい丘に眠っているのですね。ベランダの立ち姿のお写真が想い出されます。

お父様の句碑、素敵です。
4. Posted by jugon   2012年12月02日 10:49
>sippoさんへ

sippoさん、こんにちは

あの写真覚えてくださっていましたか?
丁度1年前はここで一緒におでんを作ったのにな〜って今朝も思っていました。

sippoさん、どうもありがとう♪

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔