2013, 2014 Winter

2013年12月04日

Cookery 11月

Cookery

すでに12月ですけれど、11月のお料理教室の話題。

11月のメイン料理は、ハンガリー料理の "グラーシュ" ・・・パプリカはスモークしたものを使いました。
前菜は "ポアローのマリネ" ・・・ただのお葱と侮るなかれの甘さが上手に引き出された味わい深いマリネでした。
デザートは "アップル・パイのアイスクリーム添え"

Cookery-2

"ポアロー" はリーキとかポロ葱とも呼ばれる太いお葱。フランスではとってもありきたりの食材ですが、日本ではなかなか手に入りにくい高級野菜。
火を入れコリアンダー、白バルサミコなどのマリネ液に浸しておくとじわじわと甘さが引き出されとても良い前菜になります。

メインのグラーシュに使ったスモーク・パプリカは、普通のもの 2/3 と辛いもの 1/3 を合わせて。
500g くらいのお肉を直火で煮た後オーヴンに入れて1時間半、途中で水分を補いながらじっくり煮込んで行ってお肉がスプーンですくえるくらいまで柔らかくすると良いのですが、教室では時間が限られているので、250g くらいの大きさのお肉を使いほとんど直火で。
スモークしたパプリカは、いつものパプリカよりグンと香りが豊かになり味わいも深くなってお料理を美味しくします。

寒くなったのでパイ生地が扱い易くなりました。5分以内に4回たたみます。
りんごは紅玉ですが、この頃余り良いのが出回っていないようなので、王林やジョナでも良いそうです。

Cookery

ポアローのマリネに添えられたマグレ・カナールの生ハムが、ポアローにとてもマッチして相乗効果バツグン。鴨の生ハム、美味しいです。

グラーシュは、マッシュ・ポテトとサワー・クリームを添えて。
辛味のあるパプリカが入っているので、少しピリっとして、食べていたら体がホカホカ。ハンガリー料理って、パプリカ+サワー・クリームが多いですね?

焼き立てのアップル・パイに冷たいアイスクリーム。お腹がいっぱいなのにペロリ! で自分でもビックリ。
でも、ちょっと生地が固かったかな?・・・そう思った jugon は、いつも冷凍生地ばかりだからかも(^^ゞ

ワインは、"Ch. Biston-Brillette 2007" ボルドー、メドック地区ムーリにある最古のシャトーのもの。メドック地区にしては珍しいセパージュで、カベルネ・ソヴィニヨンとメルロが 50% ずつ。
とても柔らかくバランスの良いワインです。


ハンガリー料理というと、以前お姉さん(今はハンガリーに住むお友達です) に作ってもらったいろいろなものを思い出して、とっても懐かしかった今月のお料理教室でした。


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