KUMAMOTO
2017年01月10日
熊本の旅 2016 -2
もう去年の 10月のことで、今更なのは重々承知ですが、やっぱり締めくくらないと・・・。
ということで、2016 10/12から出掛けた鹿児島、熊本の旅。
鹿児島の川内に 5泊の後、熊本 人吉温泉、そして最後の目的地は、玉名温泉でした。
九州の旅 7日目(10/18)
人吉から熊本へ戻り、お昼を摂ったりお茶したりして時間を潰して鹿児島本線で玉名温泉へ。
それでも午後早くに到着した玉名駅前は、思った通りな〜〜んにもなく、熊本駅で教えていただいた「蓮華院誕生寺 奥之院」へ行くことにしました。
このお寺は、大相撲九州場所に先駆けて横綱が土俵入りを奉納するので有名だそうです。
もう一つ有名なのが、世界一と言われる大梵鐘「飛龍の鐘」
広い境内ですが、暑いのと父が疲れるので、この鐘楼堂と横綱の手形があった護摩堂、仁王門を通って五重塔(一層が本堂) を巡って蝋燭やお線香をあげ、お守りを買って、お迎えのタクシー待ち。
大(?)浴場と露天風呂もほぼ貸し切り状態。 お部屋の半露天風呂も一晩中お湯が出ていて気持ちよく、丁度お客様も少ない日でゆったりと過ごせるお宿でした。
父はとても気に入って、今度は 2泊しようと言っていましたが、高齢ですから慣れない処や不案内な場所はいろいろ心配もあり、夜も眠れずこちらは気が安まらないので jugon はこれを最後にしたいと思っています。
「美味少量」というコースにしました。
松茸の土瓶蒸しは 10月でしたから初物で、松茸もたくさん入って美味しかったです。 お肉は最後になって気が付いて写真を撮ったので 2本だけ。
〆は、筍と蟹の炊き込みご飯でしたが、写真を忘れました。
写真の右上は、朝食です。
これにて、2016年の鹿児島と熊本の旅日記、終了です。
鹿児島 川内では、親戚のみなさんにたいへんお世話になりました。
特に T子さんには、家族全員おんぶにだっこの頼りよう。 心よりお礼申し上げます。
父がまた鹿児島へ行けたこと、そして二人で旅ができたことに感謝。
高齢高齢と言いながら、本当に高齢(4月で95才) になった父がまた今年も鹿児島へ行けるかどうかはたいへん疑問ですが、行けたらいいなと思っています。
飛び飛びで続いたこの旅日記を最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
山茶花の向こうでペロペロに余念のないシロちゃん(^^)
いらしてくださってありがとうございました。
今日も良い一日でありますように
2016年12月11日
熊本の旅 2016 -1
実はまだ続いていた九州の旅日記(^^)
自分でも何日だったか忘れてしまい前の記事を見たりして・・・続けます。
九州の旅 6日目(10/17)
鹿児島の川内から熊本の新八代まで新幹線で行き、新八代から目的地の人吉までは "SL 人吉" に乗車。
初めから SL に乗るつもりがあった訳ではなく、時間的に偶然乗れることになり、それを知って、とても楽しみにしていました。
"SL 人吉" は、大正時代に製造された現役の SL の中で日本最古のもので、牽引機として活躍する8620形は、日本で初めて量産された国産旅客列車牽引の SL で "ハチロク" という愛称で親しまれたものだそうです。
人吉までの肥薩線は、日本三大急流の一つと言われる "球磨川" を右に左に見ながら進みます。
途中、108歳の木造駅舎のある「白石」やお守り型の入場券のある「一勝地」などで少し長く停車し、SL や駅舎の写真を撮ったりお土産を買ったり。
車内は車内で、牽引されている 3両ある客車の1・3号車に展望ラウンジ、2号車にはビュッフェがあり、SL の内部の写真は撮りたいし、ビュッフェで購入した八代の名産品 晩白柚のサイダーや球磨焼酎入りのアイスクリームも味わいたい、その合間を縫ってキャビン・クルーが記念撮影をしてくださるというので、お借りした帽子を被ってニッコリ、という慌ただしくも楽しい 2時間弱の旅でした。
人吉駅に着いたのはお昼過ぎ、でもまだお腹も空いていないし、宿へ行くには早過ぎるので、どこか近くで行くところがあればとお尋ねして、駅から歩いて 10分ほどの「国宝 青井阿蘇神社」へ行ってみました。
平安時代に創建され 2008年に国宝に指定されたこの神社は、1610年から 18年かけて本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門が一直線に配置される今の形に造営されたそうです。 日本でも類例がない建築方式や綺麗に手入れされた茅葺屋根が目を引きます。
が、夏のように暑く風もない日で、父は、境内をぐるりと回り、参拝もそこそこに日蔭で休憩。 jugon ももう少し広めに境内をぐるりで休憩(^^)
まだお腹が空かず、休憩がてらお茶でもと、駅から神社への途中にあった、ちょっと気になるお店へ入ってみましたが、なんだか混んでいる様子。
それで、向いにある "人吉温泉物産館" へ立ち寄り、軽めの昼食にしました。
その後、もう一度さっきのお店 "町屋ギャラリー&カフェ 立山" へ行き、父はアイスコーヒー、jugon は氷。
元々は材木屋さんのお宅だったというこちらのお店は、随所に意匠が凝らされていて日本家屋らしい雰囲気で、他にお客さんがいなくて、静かだし涼しいしで、まったり。 時間の流れが変わりました。
左上の写真は、人吉駅前のからくり時計。
他は、その夜の宿 "翠嵐楼" お食事と温泉。 この宿には、温泉が 3つあり、その一つ "御影の湯" は、人吉温泉で一番の歴史を誇る源泉で100年超の造りとか(写真、左下以外) 随分階段を下りてきたのに、脱衣場からもまた階段を下りたところに湯船がありました。 なんだかガランとしているその簡素さ故に古さが滲みます。
後の二つ、一つは球磨川沿いの景色を見られる露天風呂付きの大浴場(写真なし) 、もう一つの露天風呂(写真左下) にも入りましたが、ここは写真を写しに行っただけ。
九州旅行記、もう 1回あります。
両猫一歩も引かず。
新入りのキジトラちゃんは、クロちゃんと出会えばどこでもバトルの毎日。
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いらしてくださってありがとうございました。
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2014年12月13日
日奈久・金波楼
お宿は今年も「金波楼」
綺麗に磨きこまれた床や階段、手入れの行き届いた館内は落ち着いていて 2年続けてだから仲居さんも覚えてくださっていて、心地良い滞在ができました。
11月になればお風呂に八代特産の世界最大の柑橘類、晩白柚(ばんぺいゆ) がプカプカするそうです。良い香りが漂うのでしょうね。それにプカプカの様子は写真に写したらきっととっても可愛いですね。
秋の味覚の土瓶蒸し、鱧のしゃぶしゃぶ、カレイのお煮付け、鯛の焼き魚などなど。
お部屋はどこも意匠が凝っていて時代を感じます。全部のお部屋を覗いてみたい気分。
あっれ〜、もうないの?
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2014年12月11日
日奈久温泉 2014
随分、間が空きましたが父との鹿児島、熊本の旅の続きです。
鹿児島・川内から熊本の水俣、そして今年もまた八代の日奈久温泉へ。
日奈久温泉は、去年とほぼ同じ佇まい、のんび〜り、ちょっと寂れた感じ。
町のみなさんはとてもご親切で、ちょっと歩けばネコちゃんにも出会えるゆったりとした温泉街。
↓ 日奈久温泉の守り神様
7体の "恵比寿様" をはじめ 目の神様、歯の神様、手足の神様、芸の神様、学問の神様、親孝行の神様、開運、大漁と商売繁盛の神様などなど、街角や道路脇、路地の奥の方など、町中のあそこここに祀られています。
↓ 今日は "くまモン"♪
今年のゆるキャラ大賞は "ぐんまちゃん" でしたが、熊本だから電車の座席にも "くまモン" でぇ〜す(^^)
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2014年11月28日
水俣・湯の鶴温泉
鹿児島〜熊本旅行の続きです。
↑ 熊本県水俣の段々畑。丁度、新米の収穫が終わった時でした。
帰り道、今年こそ川内高城温泉(せんだいたきおんせん) へ行くつもりをしていたら、またまた改装中とのことで・・・毎年この時期に改装工事をしているのだそうです。なぜ毎年なの??・・・それで、T子さんが最近いらして良かったお宿を二つほど教えていただきました。
一方は霧島でしたがすでに満室。もう一方の熊本県の水俣にある湯の鶴温泉「鶴水荘」は、小さな家庭的な雰囲気で高城温泉に似ていますよと。
水俣と言うとある程度の年齢の方には負のイメージですが、良い温泉地があり、海の方が「湯の児温泉」、そして山の方には「湯の鶴温泉」があります。
鶴水荘は、すぐ脇を流れる川の音が聞こえるだけの静かでゆったりとしたお宿でした。
日帰り温泉も楽しめる「岩ん湯」「川ん湯」、貸し切り風呂の「石の湯」「陶の湯」そして、湯の鶴の山々が見える露天風呂の「山ん湯」
バックは、毎朝、早起きの父が月が綺麗だから写真を撮って欲しいと言うので、眠〜〜い目をこすりながら撮った三日月。
この旅行中、早い時は、午前 3時くらいからゴソゴソ、だいたい 5時前には起きだして 6時を待って温泉(川内のホテルにも温泉がありました) へ入りに行っていた父です。
この日の朝は、山の上の露天風呂を予約していたので階段をたくさん登って二人で行きました。階段が心配なので父を送って、自分は後で入るつもりだったのに、お湯が岩で二つに区切れていたので、一緒に入っちゃったのでした(^^)
父は朝っぱらから大きな声で歌っていましたよ。
夕食は、和洋折衷でそれぞれ工夫が凝らされていました。アクアパッツアもあって、へ〜〜。
茶碗蒸しは、オクラも入って上澄みのグリーンが綺麗。豚しゃぶは豆乳のお出汁でした。ビールの後、jugon は、お友達のブログに載っていた気がした「はつ恋」という焼酎をいただきました。父も何の気紛れか珍しく球磨焼酎。
お宿で、どこか近くに楽しめる場所はありますか? とお尋ねしたら福田農場のスペイン村というのがあります、とのことで行ってみました。
乗って行ったタクシーの運転手さんに午後また迎えに来てくださるようお願いしていたのに、ランチにするにも時間が早いしお腹も空いていない、海の眺めだけは良いのですが見るところもほとんどなくて、ほんの 1時間くらいで帰りたくなり(父が)、早めに来ていただいて水俣の駅へ。でも、水俣の駅周辺にもお食事する場所さえなくて、ぼんやり日奈久へ行く電車を待ちました。
昔、こんなお顔をしたガキ大将がいたような・・・(^^)
(猫を写した場所と本文は関係がありません。)
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2013年11月17日
日奈久の猫と温泉神社
日奈久温泉で出会ったおチビさんは、何匹だったかしら?
5〜6匹はいたと思います。
このおチビさんのどちらかが ↑ の子。
ママは黒ねこさんでした。
夕方になるとおばぁちゃんがご飯を持ってきてくれるので、この場所には20匹近くの猫たちが集まります。朝はその半分くらいかな。
出水へ鶴を見に行って戻って来てもまだ3時くらい。
階段が多いのでまだ行ってなかった "温泉神社" へ jugon 一人で球磨焼酎を買いがてら・・・父は自分は焼酎を飲まないくせに、買ってこい、買ってこいと言うので・・・行ってみました。
途中で "手足の神様" を見つけましたよ。(3枚目のコラージュの右下です。)
それから、夕焼けの中のねこちゃんたちに会いに。
日奈久温泉には、手足の神様の他にも "歯の神様" "目の神様" "芸の神様" "失せ物の神様" "航海の神様" などが街角や路地裏におわします。
翌朝は、生まれて初めて(大袈裟!) "朝ねこ" 探しもしました
探しに行って購入した、球磨焼酎はこちらです。
2013年春季 全国酒類コンクールの本格焼酎部門 全国第一位 "球磨の泉" !!
お店には、もうこれ 1本しかありませんでした。
まだ、開けていません・・・楽しみ〜〜♪
お味の程は、その内(^^)
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2013年11月13日
日奈久の宿
と〜っても良いお天気今日もまた箱根へ
お目当ては仙石原のススキです(^^)
↑ 日奈久温泉で宿泊したのは、創業が1910年の老舗旅館 "金波楼" でした。
103年経つ建物は、国の登録有形文化財というのでどんなところが楽しみにしていました。
ゆったりとした館内は、床や階段がピカピカに磨きあげられていて良く手入れが行き届いています。
木造三階建て、客室は全部上の階ということで、階段が少し気にかかりお尋ねしたら、年配のお客様も多く、多分ご心配いりませんとのことでした。
ゆるやかな造りの階段でしたが、でもやっぱりスリッパが脱げそうになったり・・・ちょっとヒヤリ(^^;
お部屋は広く、引き戸の意匠も凝っていて赴きがあり、落ち着きます。
↑ 女性の方の浴場と露天風呂。一人なのをいいことにパチリパチリ
男性の方の露天風呂からは、中央の大きなお庭が望めるとか・・・日替わりだったら良いのに〜。
でも、とても良いお湯で、朝夕ともほとんど一人でゆっくりと入ることができました。
↓ 10/26 のお夕食。
珍しいものでは、八代海で獲れる太刀魚が有名なのだそうで、太刀魚のしゃぶしゃぶが付いていました。
お夕食は、部屋出しではありませんが、お隣りの声もほとんど聞こえない一組ずつのお部屋でいただくことができます。
↓ 10/27 のお夕食。
この日は、太刀魚がお刺身で出されました。
お料理のこと、とても一般的な旅館料理でがっかり。
品数は多いけれど、どれも余り工夫がなくありきたり。そして、二日ともほぼ同じ器でした。
イメージとしては、ほとんど変わり映えがしていなくて、二泊する人は珍しいのかも知れません。
お湯も良く建物もあんなに素晴らしいので、マンネリ化したお料理を脱して話題にでもなれば、ちょっと寂れ気味の日奈久温泉を盛り上げる原動力になれるのに、なんて生意気なことを思ったのでした。
朝の温かいおうどんやお素麺、美味しいですね。お部屋も素敵でした。
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2013年11月11日
川内〜日奈久温泉へ
↑ 熊本県、日奈久(ひなぐ)温泉にて。
台風一過で空も海も真っ青な中、10/26(土) は薩摩オレンジ鉄道で、川内から八代市にある日奈久温泉へ向いました。
父が食べたかった "鮎弁当" は、電車の中で。この旅行中、唯一お昼にビールを飲みませんでした(^^)
青い列車は、オレンジ鉄道のレストラン車です・・・乗っていません。停まっていたのを写しただけ〜。
最初は、西方の近くの高城温泉へ行く予定でいましたが、リニューアルで宿泊は休業中だったため、代りに、父が以前から一度行ってみたいと思っていたという日奈久温泉へ寄ることにしました。
竹輪が名産品で、鄙びたというよりはちょっと寂れた感じの温泉街。
それでも、毎年 9月には、"山頭火祭り" が催され賑わいを見せるそうです。
1930年の9月、"おりや" という木賃宿の宿泊した山頭火が、日奈久温泉をとても気に入って、ずっと居たいと語ったとか。
父は竹輪が大好きな訳でも、山頭火と日奈久の関わりを知っていた様子もありませんが、jugon は猫ちゃんにいっぱい会えて、ハッピーでした
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