2010 Spring
2010年04月21日
三菱一号館美術館
昨日は、お昼近くから本降りになった雨の中、東京・丸の内に4/6に開館した "三菱一号館美術館" へ出かけました。
かつて丸の内界隈は、"一丁倫敦" と呼ばれ、煉瓦作りの建物が立ち並んでいました。 この度、開館した三菱一号館美術館は、明治時代に建築家ジョサイア・コンドルが設計した建物を復元したものです。
雨なのに、大勢の方が来館されていました。
それとも、雨だからでしょうか? ・・・雨に美術館は似合います。
開館記念展は、 "マネとモダン・パリ" (Manet et le Paris moderne)
エドゥアール・マネの油彩や素描、版画を中心として、ドガやゴーギャンなど同時代の作家の作品を展示しています。
マネの作品は、ベルト・モリゾの肖像画など有名なものから、エドガー・アラン・ポーの詩集の挿絵、2点しかない自画像の内の1点など、80点ほど。
この時代は、丁度パリが都市として変貌していく時代に重なり、建築物の設計案や断面図、透視図なども興味深く見ることができました。
"Cafe 1894"
ここでは毎回、開催中の展覧会に因んだデザートとランチを提供するそうです。
↓ Bar Counter もあります。
今回は、マネが静物画として好んで描いたと言われるレモンから、"レモンのタルト"
ランチには、同じく静物画の"りんご"に因んでソースにシードルを使ったプレートが用意されているそうです。
でも、今回は少しこじつけなんですって(^^)


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2010年04月18日
竹の子みぃ〜っけ!
食べるには少し大きくなりすぎた、竹の子。
にょきにょき♪
来年はお隣りの竹のように真っすぐ大きく育っているかな?
同じ竹林に咲いていたシャガ。
最近、知ったのですが、シャガって種子が発生しないんですってね?
だから、日本にあるシャガは全部、遠い昔に原産地の中国から誰かが運んできたシャガと同一の遺伝子を持っていて、人の手によって日本各地に広げられ分布したと考えられるんだそうです・・・誰がどんな思いを込めてわざわざ中国から運んで来たのでしょう?
だから、山の中やこうした竹林に咲いているシャガも種子が飛んできて根付いたのではなく、最初は人が植えたということです。
なんだかシャガを見る目が変わりそうですね。


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2010年04月04日
チーズとコンフィチュール
食べ始めたら終わりが見えない組み合わせはいろいろありますが、チーズとコンフィチュールもその一つ。
後はワインがあれば、至福の時間が続きます。
お酒が飲めなければ、紅茶でだって楽しめます。
プレートに載せた2種類のチーズは、これもまた "FOODEX JAPAN 2010" で購入したものです。
4種類のジャムたちは jugon オリジナル。
左から "甘夏のマーマレード" "いちご" "洋梨" そして、"ラズベリーとブルーベリー" です。
黒い木炭粉で覆われたシェーヴルは、フランス・ロワールから。
名前をお聞きするのを忘れてしまったのですが、多分 "ガエック・シュマン・ド・フルリー・サンドレ" (GAEC CHEMIN DE FLEURY CENDRE)
クロタン・ド・シャビニョールより少し大きめ、灰の下のきめの細かい真っ白なチーズは熟成が進んでいますが、まだポロポロと崩れるほどではありません。
酸味も少し残っていました。
特に、シェーヴルには、ジャムや蜂蜜がよく合います。
もう一つは、スペインとの国境近くベアルヌ地方とバスク地方のピレネー山脈の一角、山の峰がナポレオンの横顔に似ていることから、通称 "ナポレオンの鼻" と呼ばれる山の中で羊の乳から作られたその名も "ナポレオン 10ヶ月熟成" です。
しっとりとした美味しさが気に入って、あれば絶対買おうと思っていたものです。
去年は、24ヶ月熟成というのもあって、そっちの方が熟成が長い分美味しかったのですが、今年は10ヶ月のものしか持ってきていなかったようでした。
少しお話が長くなりますが、このナポレオンは、実はオッソー・イラティ。
バスク地方で作られるオッソー・イラティを長期熟成させたものです。
A.O.C. のものは、"オッソー・イラティ・ブルビ・ピレネー" と言いますが、これは A.O.C. を 取得するに当たって、ピレネーの羊の産地を入れて新しく作った名前です。
(リンクと重複しますが、オッソーはベアルヌ地方の谷の名前、イラティはバスク地方の森林地帯の名前、ブルビは雌羊のこと、そしてピレネー山脈です。)
羊と共に暮らしてきたこの地方では、チーズをただ "羊のチーズ" とか "山のチーズ" とか呼んできました。
これもその一つです。
リンクしたオッソー・イラティ・ブルビ・ピレネーのところにも書いていますが、バスクの人たちは、このチーズに同じく名産品のブラック・チェリーのジャムをつけて3時のおやつにするそうです。
やっぱり地元の人々は美味しい食べ方をご存じですね?


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2010年03月30日
凍える桜
この週末は、両親が桜のお花見がてら横浜へ遊びに来ていました。
とても寒い中、予定通り東京へ行ったり、中華街へ行ったりして、昨日からは湯河原で温泉につかっています(^^)
こちらの桜の開花は、3/21でしたし、近くの川沿いの桜まつりが日曜日に設定されていたので丁度見頃になるかしらと思っていたのに、その後冷たい雨が2日ほど降り続き、雨が上がった後も気温は上がらず、桜も2、3分咲きのままフリーズ状態。
それより何より、寒い寒い・・・特に日曜日は、写真を撮る手がかじかほどでした。
↑ そのかじかむ手で撮ったこの桜は、白っぽい色をしていて葉もすでに出ていましたので多分 "大島桜" です。
まだ気温は低いままですが、それでも この前の富士山 と比べると雪が少なくなっているのが分かります。
丹沢山系 (ururuさんに教えていただきました) の雪も減っていますね。
(2010.3.30 8:17 撮影)


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2010年03月26日
八角とナスタチューム
ちょっとワニのような見かけの八角というお魚をご存知ですか?
北海道で捕れる冬の魚で、正式名称は、得鰭(トクビレ) と言います。
身を真ん中でカットすると八角形をしていることから通称は "八角" ですが、ヘサチとかワカマツとも呼ばれるそうです。
写真を写さなかったのですが、お見せしたいので探しましたが コレ しか見つけられませんでした。
少し前に、焼いていただいたのですが、その数日後の新聞に丁度この八角が紹介されていて、そこにお刺身で食べると美味しい魚です、と書かれていたので、早速お刺身でも食べてみたという訳です。
とても脂が乗っていて、一度食べたら忘れない締まったしっかりした身をしています。
北海道の方はルイベでも召し上がるそうで、それもとっても美味しいそうです。
近くの植木屋さんに苗を売っていたので、この日買って帰って植えました。
もうず〜っと前から、このナスタチュームを食べて(!)みたいな〜と思っていたのです(^^)
なんとなくねっとりとした感じで、ほのかな香りもありました♪


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2010年03月20日
お寺の桜
近くのお寺の桜。
この桜の種類は分かりませんが、いつもソメイヨシノよりも少しだけ早く咲きます。 少し色が薄くて、早春の風情です。
ここは、抗がん治療中だった母が、定期的に私の所へ来ていた時、まずはマンションの周囲を一周、そして二周三周と足を延ばし、あのお寺まで行けたらいいなと言って、だんだん通えるようになり、朝夕いつもお参りをしていたので、私もとても身近な存在になったお寺です。
母が手術をしてからは、行くとそのまま帰ってはいけない気がして、お賽銭をあげてお礼を言っています。 ・・・勝手ですね(^^)
そして、今日のソメイヨシノ。
近くの川沿いをず〜っと歩いて、たった一輪だけ咲いているのを見つけました。
すごく分かりずらいのですが、どーかしら? お分かりになりますか?
真ん中よりちょっと左、白っぽく見えるのですが・・・。
(クリックしてご覧ください。)
どの木も蕾がもう随分ふくらんでいて、そこで待って見ていたらふわりと咲きそうでした(笑)
きっと明日か明後日には、ちらほらの桜が見られることでしょう

オマケ♪
散歩中に出会った、お散歩休憩中のワンちゃん。


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2010年03月10日
2010年03月04日
2010年03月01日
オマール海老のオーヴン焼き

久々のオマールくん。
前に作ったのは、いつかのクリスマス でした。
リンクしようと調べてみたら、なんと2006年・・・外で食べた記憶もないので、オマール海老は、もう3年以上も食べていなかったらしい。
あの時は、Netでお取り寄せしたっけ。
こちらでは、なかなか売っているのを見かけませんが、これは電車に揺られて連れて来ました(^^)
途中、ゴソゴソしないかとちょっと怖かった

活きがいいのをカットするのは、とっても勇気がいるので、今回は、先にさっと茹でて、身を外して食べやすい大きさにしてから、殻に戻し入れて、みじん切りのガーリックとイタリアン・パセリ、それにパルミジャーノ・レッジャーノを加えたハーブ・パン粉を載せてオリーヴ・オイルを回しかけ、オーヴンで焼きました・・・料理法に進歩が見えませんね〜

茹で時間は、4分。 そして、オーヴンは200度で焦げ目がつくまで。7〜8分だったでしょうか。
ワインは、マコンのピノ・ノワール。
ピノらしい香りと澄んだ果実味があり、まろやかな口当たりです。
オマール海老にもよく合っていました。


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