2020年12月27日

東福寺

東福寺、八相の庭



クリスマスも過ぎて、みなさま、お正月に向けての
準備にお忙しい日々でしょうか?

ああ、後 4日・・・取り敢えず、大掃除はしなくっちゃ!


↑ 東福寺 方丈、八相の庭。「南庭」


忘れた頃の 11月の京都旅行の続きです。
こんな調子なので、この旅行記は来年まで持ち越しそう(^^;;



東福寺


栞に書かれた説明書きの要約。

「八相の庭」とは、「蓬莱」「方丈」「えい洲」「壷梁」「八海」「五山」「井田市松」「北斗七星」を「八相成道(釈迦の生涯の八つの重要な出来事)」に因んで命名されたもの。


「西庭」と「北庭」の 市松模様に図案化された苔の配置は・・・温故知新。
斬新さとおしゃれ感が、目を引きました。左上の写真は「北庭」。
竈門炭治郎の羽織も市松模様ですが・・・(^^)

右上は、入り口にある「臥雲橋 (がうんきょう)」から「通天橋」を望んだところ。人がいっぱい。
その左は、一番奥にある「偃月橋 (えんげつきょう)」です。


↓ 「西庭」と「北庭」の途中にある「通天台」から。向こうは「通天橋」

東福寺



↓ 「三門」

三門


丁度、"第56回 京都非公開文化財特別公開" の時期で、東福寺では「法堂」と「三門」が公開されていました。「法堂」の雲龍図は、外から拝観(^^)

「三門」とは三解脱門の略で、人間は悟りの境地に達するために三つの関門を越えなければならない、という禅宗の思想を目に見える形で表したもの。
この門をくぐることができるのは、「空」 (とらわれない)、「無相」(執着しない)、「無作」(ほしがらない) という悟りを開いた人だけ。なので、全部ある jugon は当然、この門をくぐることはできません。でも、楼上は OK !

普段は上げられている山廊が覆う階段は、狭いしとっても急でちょっと怖い。でも、こういうのちょっと好き

棟高約 22m のこの大きな門の 2階部分には、地上から仰ぎ見るだけでは分からない別世界が広がっています。回廊から望む、洛南一帯の景色はなんだか清々しい。

広々とした楼上内部には、宝冠釈迦如来、月蓋長者、善財童子、十六羅漢が安置され、天井や柱には、明兆とその弟子による極彩色の鳥や龍が描かれ、その色合いは 600年の時を感じさせない鮮やかさ。

(コラージュ内の説明書は、クリックでコラージュを拡大、更に+マークで「三門」をクリックしていただくと読めます。)


↓ 東福寺 塔頭 「光明院」

光明院


一緒に行ったお友達が大好きで、京都へ行くと必ず立ち寄り
何十分も眺めているというお庭。



光明院


いつもより人が多かったそうですが、それでも夕方に近付くと、
私達の他は一組二組。
たいそう静かになり、侘しい雰囲気が良い感じでした。


先日の記事から、ここまでの東福寺内での拝観の順番は、前後しています。
実際は、「方丈」→「即宗院」→ 「三門」→「正覚庵」→ 「光明院」



↓ この日の夕食

じろく亭


京阪で三条駅まで行き、高瀬川沿いを歩きながら夕食のお店を物色。

途中、何軒かを候補にしていましたが、
歩き疲れた辺りで見つけた居酒屋 "じろく亭" さんへ。

銀杏だけが焼き過ぎで、カチカチだった以外は、
どれも美味しくて良いお店でした。


またまた長くてすみません。



今日のニャーちゃん♪

にゃんこ


お腹を空かしたニャーちゃんは「ニャーニャーニャー」の甘えっ子。
何にも持ってなくて、ごめんね。
(猫を写した場所と記事は関係がありません)




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jugon1911 at 22:19│Comments(17)Trip | KYOTO, NARA

この記事へのコメント

1. Posted by Mchappykun2   2020年12月27日 23:05
今年も東福寺の紅葉、綺麗ですね。そして、通天橋もたいそうな賑わいですね。去年訪れた時も、夕暮れ近くになるとスーッと人がいなくなりました。
夕食の品数、多いですね。京都はふらっと入っても美味しいお店があって良いですよね。

ご無事にお帰りになられて、良かったです。
2. Posted by タヌ子   2020年12月28日 01:02
仏像好きの姉も丁度同じ時期に京都を訪れていたけれど、もしかしたら『京都非公開文化財特別公開』が目的だったのかもしれません。

日本のお寺の庭は見ているだけで落ち着きますね。落ち着き過ぎて眠くなってしまうこともしばしば。

流石京都の居酒屋さん、お料理も盛り付けもレベルが高いですね。

私は2019年のポルトガル旅行記、とうとう21年まで持ち越し決定です(汗)
3. Posted by げんかあちゃん   2020年12月28日 10:28
市松模様の苔庭が素敵です
この時期でも緑がハッキリしててとっても綺麗です
こんな綺麗なお庭見てたら心が休まります
今年は人が少ないから静かな中での鑑賞出来て
良かったですね

居酒屋さん
銀杏が固いって、それはいけませんわ
ちょっとマイナス評価です(笑)




4. Posted by 小肥り   2020年12月28日 17:39
精進料理・・・(?)
でもないか。品のいいこと。
あと三つ寝たらお正月。
5. Posted by chizchiz   2020年12月29日 02:14
こんばんは❤️

あっという間に今年が終わりますね。
この辺りは、元旦just!!9:00amにお向かいのまず、Aさん、Oさんが年明けのご挨拶にいらっしゃいます。
ま、玄関だけですが、その後こちらから新年の挨拶です。
このあと、最近はほぼなくなりましたが、お客さま。
2日は親戚が集まります。
ご近所付き合いはお正月たけじゃなくて、お葬式、結婚式にもお呼びするんです😅💨
ところでどうしたら痩せるか教えて下さい😅
6. Posted by 花子ママ   2020年12月30日 22:21
jugonさん、こんばんは。
とうとう今年も終わっちゃいますね。
ブログではコメントを頂いたり、お付き合いくださって有難うございました。
来年‥もう明後日からですが‥また宜しくお願い致します。
7. Posted by 自然を尋ねる人   2020年12月30日 22:29
今年も忙しかった様ですね。
かなりの移動もされてこれでコロナ感染がなかった?
神業ものですね。
なんだかんだと言いながら今年もあと1日。
良いお年をお迎えください。
8. Posted by 自然を尋ねる人   2020年12月31日 17:11
パンダガモ正式にはミコアイサという白い羽に黒いのが顔にあります。
ネットでミコアイサをひけば出てきます。
9. Posted by jugon   2020年12月31日 19:47
>Mchappykun2さんへ

Mchappykun2さん、こんばんは

今年も後数時間になりました。
お返事が遅くなってすみません。
いつもこんな風で・・・。

このお店は、当たりでした(^^)
おばんざいの中からリピートしたものも載せているので多そうに見えるのかも知れません。

Mchappykun2さん、ありがとうございます♪
10. Posted by jugon   2020年12月31日 19:50
>タヌ子さんへ

タヌ子さん、こんばんは

なんか余裕がるように思っていたこの年末でしたが、あれよあれよと時間が過ぎ、この状態(^^;;

お庭を眺めるのは私も好きです。
鎌倉のお寺には、余りそう言ったお庭がなく、京都はいいですね。

ポルトガルの旅行記、続きを楽しみにしています。

タヌ子さん、ありがとうございます♪
11. Posted by jugon   2020年12月31日 19:53
>げんかあちゃんさんへ

げんかあちゃんさん、こんばんは

後数時間で2021年です。
今から夕食・・・更新はできるのでしょうか??

市松模様の苔、とても綺麗でした。素敵ですよね?
でも、ここは人が多くて、座って鑑賞とかできず残念でした。

あのカチカチの銀杏はね〜〜。

げんかあちゃんさん、ありがとうございます♪
12. Posted by jugon   2020年12月31日 22:36
>小肥りさんへ

小肥りさん、こんばんは

もう後一つになりました(^^)
年賀状、まだ!!のjugon

小肥りさん、ありがとうございます♪
13. Posted by jugon   2020年12月31日 22:38
>chizchizさんへ

chizchizさん、こんばんは

「しきたり」って面倒なところもありますが、大切にしていきたい風習ですね。

間食をしないこと、かな?

chizchizさん、ありがとうございます♪
14. Posted by jugon   2020年12月31日 22:41
>花子ママさんへ

花子ママさん、こんばんは

本当ですね。最後の2週間は、矢より早かった気が(^^)
こちらこそ、ありがとうございました。
もう明日ですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

花子ママさん、ありがとうございます♪
15. Posted by jugon   2020年12月31日 22:44
>自然を尋ねる人さんへ

自然を尋ねる人さん、こんばんは

はい、ちょっと余裕があると、タラタラするタイプのようです(^^)
この一年も毎月、新幹線往復いたしました。
人の動きが良く分りました。

「ミコアイサ」お教えくださり、ありがとうございます。
自然さんも良いお年をお迎えください。

自然を尋ねる人さん、ありがとうございます♪
16. Posted by ディック   2021年01月01日 19:22
この記事の東福寺のそれぞれの庭は、よく憶えています。
日本庭園が近現代的な美的センスとも相性がよいことを証明しているような庭の数々。近かったら毎日でも行ってしまいそうです。
17. Posted by jugon   2021年01月01日 22:50
>ディックさんへ

ディックさん、こんばんは

お寺のお庭をボ〜っと見ている時間が好きです。
ずっと昔に、広島の高梁というところのお寺へ行きましたが・・・名前は失念・・・そのお庭が気に入っていて近い期間に 2度ほど尋ねました。

コロナの影響で静かな今、京都を訪れるには良いチャンスですね。

ディックさん、ありがとうございます♪

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